7月9日にリリースされた「モンスターハンターストーリーズ2」。プラットフォームはswitch・PC(steam版)となっており、総販売本数は100万本を超えたようです。ここでは、本作を最後までがっつりプレイした筆者が、その感想や思った事を記載してみます。これから買おうか迷っている方は参考にしてみてください。
モンスターハンターストーリーズ2
本作は2016年に発売されたモンスターハンターストーリーズの続編となる作品で、今回はswitchとPC(steam版)に発売が行われました。累計の販売本数は全世界で100万本を超え、なかなかのヒット作品となっているようです。
ストーリー | ★★★★☆4.0 |
キャラの魅力 | ★★★☆☆3.0 |
バトル | ★★★★★5.0 |
難易度 | ★★★★☆4.0 |
やり込み度 | ★★★★★5.0 |
グラフィック | ★★★★☆4.0 |
※5点満点で勝手に点数を付けました
ストーリー
わたしはメインストーリークリアまでに35時間程度かかりました。効率のいい方は、もっと短縮して出来るでしょうが、概ねこの程度とお考えください。
ストーリー内容をもの凄くざっくり書くと
〇英雄と呼ばれた男の孫(主人公)が、出身地の島に異変が起きているから調査に向かう
〇調査中に竜人の女性エナと出会い、島の外へ冒険を始める
〇破滅の翼を持つと言われるレウスの謎を解くために様々場所を冒険しながら、各地で出現している大穴や異変の調査をする。
〇各地で多くの仲間と冒険を共にする
〇世界を救う
ネタバレを少な目で非常にざっくり書きましたがこんな感じです。
内容的には無茶苦茶面白いわけでもなく、それでいてクソつまらないというわけでもなく普通。偉大なる英雄の子孫(今回は孫ですが)が活躍するってのはよくある展開だし、特に目をひく部分はなし。まあ、その分抵抗なくストーリーを受け入れられて問題なくプレイ出来たのだと思う。
内容を難しくし過ぎないのは低年齢層への配慮でしょうね
ストーリーの途中では、過去作(モンハンストーリーズ1)で登場したキャラとともに冒険するシーンも(ナビルーも1のキャラのようです)。
わたしは1をやっていないのでよくわかりません
唐突に出てきてナビルーと親しげに話し、一緒に冒険を始める。おそらく1を未プレイの方を考えた形で、仲間キャラの経緯がほとんど触れられてないのだと思いますが、もう少し説明は欲しかったところ。
逆に言うと、1のキャラは出てくるものの物語の核心に必要なキャラでは無いため、1をプレイしていなくても問題なく2をプレイ出来ます。
ストーリーの関連性もほぼないしね
非常に多くのオトモンが出現する
主人公と共にフィールドを移動したり、バトルで一緒に戦ってくれるオトモンが非常に多く実装されていて、ガルクを除けば全81種類のオトモンが用意されています。
メインストーリークリア後には、古龍や二つ名といった強力で珍しいオトモンも入手が可能で、このオトモンを集めたりカスタマイズしたりするのが非常に楽しかった。
伝承の儀でスキルやパッシブ能力を引継がせる事が出来るので、自分の好きなオトモンを作る事が可能。極端な例では、火の玉を吐くアプトノスとかも作れるということです。
モンスターに乗ってフィールドを駆け巡るってだけでもテンションあがるし、それらを自分なりにカスタム出来るわけですからね。やり込もうとしたらいくら時間があっても足りません。
クリア後のやり込み要素
メインクリア後のやり込みとしては
- 上位モンスターの解放
- 竜の拠り地(高難易度ダンジョン)の解放
- 二つ名、古龍がオトモンに出来るように
モンハンシリーズは、本作に限らず「ストーリークリアまでがチュートリアル」なんて言われるように、メインクリア後の要素が多い作品です。
本作でも、二つ名・古龍に関わるサイドクエストをこなしたり、そこから古龍をオトモンにしたり、更には伝承の儀で強いオトモンを作ろうとすると結構時間がかかり、かなりのボリュームでとなっていました。
バトルについて
本作では3すくみを基本とした、じゃんけん要素のターン制バトルが採用されています。体験版をプレイ時に懸念していたのが、このバトルの部分で、ターン制バトルってのはどうしても単調になってしまうのではないかなと…。
これが蓋を開けてみたら意外と戦略性があって面白かった。相手の行動パターンを知れば、こちらが一方的に攻撃することも可能(逆も然り)だし、予想よりも爽快感があった。
レベル上げや素材集めで、無駄にモンスター狩りを周回させられる事も少なく、その辺も飽きがなくプレイ出来た要因。
メインストーリーだけならレベル上げとか意識しないくていいからね
勿論、終盤(クリア後)になってくると段々と飽きも来るんだけど、それはどのゲームでも同じだと思うし、戦闘面は思いのほかよかったんじゃないかな。
マルチ要素はおまけ程度?
共闘クエストや対戦バトルといった、インターネット通信を用いたマルチ要素も実装されていますが、個人的な感覚はこれらはおまけ程度だったのかなと思っています。
というのも、共闘クエストは「今すぐ開始」を選べば他のプレイヤーなしで一人で始められるので、わたしのようなボッチでも安心してプレイ出来たんですよ。
知らない人とマンツーマンでプレイって、結構キツいですからね(笑)これは良い調整でした。
まとめ
予想よりもボリュームがありかなり長時間遊べるし、いろいろなモンスターを仲間に出来るシステムは、やはり楽しかった!
今後も、無料アップデートでのモンスター追加も予定されていて、まだまだ遊べる予感がするので、本作は買って損しない作品だと思います。
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