3月25日に発売された【Ghostwire: Tokyo/ゴーストワイヤー:トウキョウ】
30時間ほどプレイしてある程度の部分が終了となったので、このページでは個人的な評価・感想を良いも悪いも書いていこうと思う。購入を考えている方は参考にしてみてください。
Ghostwire: Tokyo
本作品はとある事象により人のいなくなった渋谷を行動し、最終的に事件解決に導くというちょっぴりホラー要素のあるオープンワールド風アクションゲームとなっている。
筆者はLV50(最大)まで上げ、スキルも全部取得。残りは霊を全て送るくらいにまでプレイしたのでここからは個人的な感想を書いていきます。
まずは良かった点から!
渋谷の街の作り込みが凄い!
スクランブル交差点や109、ヒカリエといったところを中心に渋谷駅周辺のグラフィックと作り込みが凄い!この映像関連に関しては、最近プレイしたゲームのなかでも群を抜いて凄いと感じた。これ建物の表面部分だけでなくて駅の看板とか、建物の内部もしっかり作られているからね。
建物については入れるところは少ないけれどかなり細かいところまで描写がしてあって、製作側の気合を感じました。
世界観の演出上、雨が降っている時間が多いのが残念ではありますが、それを差し引いてもこのクオリティには感動です!
最初は歩いているだけでも楽しかった!
細かい部分もかなり作りこまれていたね!
頭のなかにいるKKという人物とずっと行動する事になり、この辺は以前プレイした「サイバーパンク2077」を思い出しました。個人的にはサイバーパンクの渋谷版といった印象。
作り込まれた街を活かすように数多くの探索要素(アイテム収集が中心)が用意されているのも、探索好きには堪らない要素だと感じました。
戦闘アクションは簡単操作でOK
戦闘は一人称視点で行われますが、操作はシンプルでアクションが苦手で弾が全然当たらない…なんてこともない。敵の種類も多くないので、アクションが不得手な人でも対応しやすいのもポイントです。
幽霊や妖怪が題材となっている作品ですがホラー要素は少な目。これは賛否両論もありそうですが、探索部分が多いためにこういった仕様になっているのかなと。
ここからは気になった点を…
圧倒的ボリューム不足
メインミッションのクリアまでの時間は10時間弱
第四章の終わりで「あと戻り出来なくなります」の警告が出た時は真顔になったよねw
メインミッションは第六章までとなっていますが、五章・六章はボス戦のみなので実質のストーリーは四章まで。
別途サイドミッションも用意されているものの、こちらを全てクリアしても合計で20時間くらい。サイドミッションも過去にどこかで聞いた妖怪や幽霊の話がメインで、ただただ淡々と消化していくだけ。
やり込み要素もアイテム収集がほとんどなので、黙々と人のいない渋谷の街を徘徊するということに。サイド要素と探索・収集要素が噛み合ってないんですよね。
特に意味もなく集めるだけってのはしんどいよね…
戦闘が単調になりがち
簡単操作で敵に攻撃を当たられるのは良い部分と書いたが、序盤から終盤までやれる事が大して変わらないのと敵の種類が少ないので、戦闘が単調になって飽きてくる。
スキルの強化は攻撃の基礎部分の強化だけになっていて(チャージ時間が短縮するとか)、攻撃手段が増えたりしないのが単調になる原因。結果として筆者は最後の方は火のエーテルショットをチャージして連打するだけのマシーンになってましたw
もう少し戦闘の幅は欲しかったですね
回避行動がないのも辛い…ダッシュで逃げるしかないんですよね…
前方方面はガードで対処できるけれど後ろや側面は判定がないので、敵に囲まれるとボコボコにされますw
総評
オープンワールド風のアクションゲームとなっている為、直近で発売された人気作品と比較されがちです。結果としてボリューム面に関しては「ホライゾン2」「エルデンリング」などには遠く及ばない作品となってしまいました。
なので、上記に書いたボリューム面を少ないと感じるかそうでないと感じるかで、このゲームの評価は大きく変わってくると思います。
逆に言うとメインシナリオ10時間程度のゲームでも全然楽しめますよ!って人は、このゲームは合うと思う。ゲーム自体の難易度も低めなので、普段あまりアクションゲームをしない人でもストレスなくプレイできます。
渋谷の街の作り込みはとにかく凄いので、ボリューム面が気にならないのであればプレイしてみる価値はあるんじゃないでしょうか。むしろ体験して欲しいかな。
これを土台に全体ボリューム・アクションの爽快感を改善してくれたら神ゲーになるとは思っています!続編に期待したいゲームではありましたね。
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