【フォースポークン】クリア後のプレイ感想・評価/魔法パルクールは最高!!それ以外は…

FORSPOKEN
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フォースポークンをメインストーリーとサイドパスを全て終了させ、ある程度フィールドを探索をしてみました。概ね全貌が掴めたのでプレイ感想を良い点・イマイチだった点も含め書いてみたいと思う。購入を検討されている方は参考までに。
※あくまでも個人的な意見です。。。

フォースポークン

メインストーリーはニューヨークで暮らす主人公のフレイが、奇妙な腕輪(カフ)を見つけ異なる世界アーシアに飛ばされるというところから。アーシアに飛ばされたフレイは元の世界に戻る為に行動を始める中、アーシアで起こる出来事に巻き込まれ徐々に物語の真相が明らかになっていくというストーリー。


イメージ的には海外ドラマ風の異世界転生ものって感じでしょうか。

管理人は25時間くらいプレイしましたが、その中で感じた良かった点とイマイチだった点は以下の通り。

・戦闘、魔法パルクールが爽快で楽しい!
・ストーリーのボリューム
・探索が単調で物足りない

もの凄くザックリ書くとこんな感じでした…

良かった点

戦闘・魔法パルクールが爽快で楽しい!

まずは戦闘面

4種類の属性魔法を駆使する戦闘はエフェクトも凄くスピーディにアクションがプレイできます。それぞれ攻撃魔法・支援魔法・チャージ魔法があって慣れないうちは操作が大変なんですが、コントローラーが手に馴染んでくるとどんどん楽しくなってきます。

パルクールやジャンプから違うモーションの魔法攻撃に変化したりなどもあって、いろいろなアクションが楽しめるのもよかったと思います。

途中までは岩を投げるというちょっと地味な魔法しか使えませんが、使用できる魔法種が増えると楽しさが各段にアップします。

バトル自体は難易度が変更できるほかに「自動回避設定」ってのがあり、これをONにしておくと勝手に敵の攻撃を回避してくれます。アクションが苦手に人に対しての配慮がされていて、いろいろな人にプレイして欲しいという意志を感じる設定にはなっていました。

歯ごたえのある戦闘がしたい人はHARDでやるといいです

パルクールを使ったマップ移動もかなり爽快です。

パルクールでマップを疾走したり専用のギミックを使って高所に飛んでいったりと、フィールド自体もパルクールを意識した作りになっていました。ジャンプなしで崖を登ったり水面を疾走したりと、フィールド移動・探索の出来はかなりよかったです。

ただ、あまりに移動が高速で快適なのでマップの景色なんかは目に入りませんw まあとにかく爆速の移動が楽しいのでこれは問題ないでしょう。

ということで戦闘と移動面に関しては個人的には全く文句がありません。ここは体験版でも感じてたことだし、開発側のウリもここだと思うので満足の出来でした。

ファストトラベルも異様な速さでここでのストレスも全くありません!

イマイチだった点

ストーリーのボリュームが物足りない…

メインストーリークリア時のプレイ時間は19時間くらいでした。

これは途中まで滅茶苦茶探索していたからであって、メインストーリーだけを真っすぐに進めていたら15時間弱くらいでは終わると思います(NORMALモードです)。なぜ途中から探索をやめたのかというのは後述するとして、やはりフルプライスのゲームとしては物足りないボリュームだと感じました。

内容は酷評されているほどではないと思うけど…まあ普通ですね

ボリュームは少ないのに後半からは凄い勢いで話が展開し駆け足気味に終わってしまった事、長い序盤で使える魔法が1種類しかなく単調になってしまう事…この辺が巷での評価を下げている要因かもしれません。

魔法が4種揃うと戦闘も劇的に楽しくなってくるんですが、これがストーリーの終盤であってストーリー中にはその楽しさを体感できる場面が少ない。使用魔法はもっと序盤に増やして欲しかったですね。

サイドパスっていうサブクエみたいなのもあるんだけどこれが微妙なのよw 酒場で踊ったりとか猫を追いかけたりとか…(しかも全体の数も少ないし)。

探索が単調で虚無感が漂う…

マップを開くと画像のように行けるスポットや宝箱の位置などが表示されます。迷わずに済むって点では非常に優秀なんですが…

●宝箱の中身が素材ばかり…

頑張って宝箱を拾いにいってもほぼ素材なんですよ。マントやネックレスの強化などに使用する素材が手に入るんですが、最初の方だと使い道が分からないのでなんともテンションが上がらない。

後半でもテンションあがらないけどな

●スポットの内容も序盤からずっと一緒…

湧いてくる敵を殲滅したりとか石碑にまとわりついてる岩を壊したりとか、猫を撫でたりとか…。最初からずっとやる事が変わらないのですぐに飽きてくる。

封印迷宮といったダンジョン形式のものあるんですが、中はほとんど一緒の一本道

迷宮とはいったい…

結果として、マーカーを設定した目的地までマナ溜りを拾いながら走り抜けるだけになってしまうんです。

フィールドを探索しての突発イベントみたいなのもないですし、フィールドに人がいないので他のNPCとの出会いなんかもない(唯一が骨董屋か?)。パルクールの移動が快適である反面、それ以外の部分が単調すぎるのがなんとも残念。

多分、全てをマップ表示にしているのはパルクールが高速で快適だから。とてもじゃないけど宝箱を探せる速度ではないですからね。その辺に配慮したら探索をして発見するというワクワク感がなくなり作業化してしまった。

この辺が途中から探索をやめてメインストーリーだけを消化するに至った理由です。メインを差し置いて探索する理由が見つけられなかったって感じかな。

例えば魔法やパルクールを使った謎解き・ギミックなんかが用意されたりとか、もう少し生き残ったNPCが存在するとかでフィールド探索の印象は変わったと思います。

まとめ

戦闘とパルクールは爽快で非常に楽しいので

『収集やコンプリートが好きな人は楽しめる作品』

とにかくいろいろ集めたりするのが好きな人は、軽快なパルクールでフィールドを駆け巡れるので楽しめると思います。ストーリーやサブ要素での世界観の掘り下げとかそういった部分が好きな人は微妙な感じになってしまうかなと。

探索要素にもっとバリエーションがあれば良ゲーになったと思っているので、個人的には惜しかったなぁという印象。ARCHIVEで文章アイテムとして世界観の補完はされていますが、その部分をコンテンツとしてもう少しゲームプレイに落として欲しかったですし、やはりワクワク感というか探索してみたいと思わせるような導線作りが希薄だった気はしますね。


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